掲載:2016.7.16

「禅」の集い  ~坐禅体験・精進料理~

 

 7月5日(火)10時から、釜利谷の東光禅寺本堂で、NPO法人横浜金沢文化協会主催の「禅の集い」を実施し、18名が参加しました。

 参加者のほとんどが坐禅初体験だったため、副住職に「大切なのは、姿勢と呼吸法で余計なことを考えず集中すること」など丁寧にご指導いただき、「白隠禅師坐禅和讃」を皆で唱和してから15分ずつ2回の坐禅を体験しました。

 足に自信のない人は椅子に座ってできましたし、この日は、涼しい日で、本堂には爽やかな風が吹き抜け、静まり返った空気を感じながらの貴重な時間を過ごせました。日常の自分の生活を省みることができてよかったと思います。

 終了後は、鎌倉の「鉢の木」から取り寄せた季節感あふれる精進

料理を皆でいただき、記念撮影をして解散しました。

 

 東光禅寺は鎌倉幕府の有力な御家人畠山重忠の開基で鎌倉(現在は鎌倉宮がある場所)に建てられ、のちに金沢に移ってきました。境内には重忠の供養塔もあり、重忠の念持仏であった薬師如来座像が本尊で横浜市の文化財に指定されています。金沢三十四観音の十六番札所本尊の聖観世音像も祀られています。