2021年5月15日（土）、金沢公会堂において「新緑 阿部きみえ民謡コンサ一ト」が開催されました。このコンサートは金沢公会堂の新春行事として2021年1月10日（日）に予定されていましたが、新型コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言発令で延期になったものです。当日は依然としてコロナに気を許せない時期でありましたが、お天気にも恵まれ、金沢区はもとより横須賀、横浜、東京、千葉などから、約300人の阿部きみえファンが集まりました。

  コンサートの第1部は津軽三味線。細川たかしの専属伴奏を10年務め、長山洋子の公演やNHKの紅白歌合戦など多数のTV番組に出演している「澤田勝紀（さわだかつのり）」が、力強くも繊細なバチさばきを披露。勝紀会ガ一ルズの4人も加わり、豪華なステ一ジとなりました。

  第2部は「阿部きみえ」（金沢区に在住の実力派民謡歌手、横浜金沢文化協会の会員・理事）が登壇。おなじみの民謡の数々を披露。尺八の「斉藤龍海」、太鼓に「広瀬なぎさ」、お唯子に「高木マサヨ」と「大原かつ江」も加わり、華やかなステ一ジを繰り広げました。披露の曲目は「秋田大黒舞」や「宮城長持唄」、客席の皆さんに参加してもらった「ドンパン節」、最後は勝紀会ガ一ルズも加わっての「津軽じよんがら節」で、ステ一ジいっぱいに展開。たくさんの拍手をもらってアンコ一ルへ。「花笠音頭」でフイナ一レとなりました。

 　プレイべントとして、町屋神社保存会の皆さんが、お唯子や獅子舞をホワイ工・客席・ステ一 ジでご披露くださいました。

　また、文化協会が支援している「旧長浜検疫所一号停留所保存の署名」への協力をお願いしました。

  横浜金沢文化協会の皆様にも多数ご来場をいただき、本当にありがとうございました。