NPO法人らしく並木は、2019年4月27日(土)、金沢スポーツセンター研修室において講演会「埋立前の横浜金沢海岸と埋立」を開催した。

　1988年5月に完成記念式典が行われた金沢区の埋め立て地は、金沢区の21％を占める広大きなものである。埋め立てに当たっては漁業問題・環境問題などさまざまな問題の解決が必要であったし、埋め立て後の道路・鉄道を含む都市計画も重要であった。これらの解決を含めて現場で体験された田中常義氏（横浜市港湾局理事）の講演は、裏話の紹介もあり、会場を埋めた40人の聴衆に大きな感銘を与えた。