掲載:2018.4.19

「新春かるた大会」 (協会主催)

 平成30年3月10日(土)、当文化協会は金沢区制70周年記念プレ事業として「新春かるた大会」を市立金沢中学校格技場にて実施。午前に講演と競技かるたの模範演技、午後に源平かるたの試合という二部構成。参加者31名中、半分を女子中学生が占めた。

 講演のタイトルは「百人一首に親しもう」、講師は神奈川かるた協会理事の牧野町子氏。百人一首の始まりや藤原定家がどんな人のどんな歌を選んだのかなど興味深い内容で、かるたを楽しみながら古典に親しむことの大切さを語っていただいた。

 模範演技は横浜隼会の柳下勇作6段と小林洋5段。かるたがあちこちに飛び、解説がないと何が起こったのか分らないスピードで、体力がモノを言う競技だと実感させられた。

 午後の試合は、3人一組の8チームによるトーナメント方式。初めに横浜隼会の宮田直幸8段によるルール説明があり、小泉祥子2段を読み手として試合開始。3回の試合で優勝チームが決まった。経験なしということで参加された方が大半であったが、皆さんよく勉強されていて白熱した試合だった。

 表彰式で優秀チームを表彰。今後にむけた宮田氏のアドバイスで最後を締めくくった。

 今回のかるた大会は、釜利谷地区の青少年指導員の方々、横浜隼会の方々、金沢中学校の協力なしには実現できなかったことで、心から感謝したい。

 区制70周年に当たる来年は金沢区民にむけての大会とし、その後は恒例にしたいと考えている。