掲載:2018.1.20

体験講座 「裏千家茶道」 (協会主催)

 小春日和の平成29年11月28日(火)、金沢地区センターで、普段は体験できない11月に特有の「炉開き」の茶道体験講座を開催した。講師は、当協会理事で裏千家正教授の門間宗映先生。

 新茶を摘んですぐにいただく緑茶と違って、抹茶は、5月に摘んだ茶葉を蒸して茶壷に入れて熟成し、11月に封を解いて茶葉を石臼で挽いて作るとのこと。「炉開き」は今年の新茶を初めていただくということで、お正月と同じくらいおめでたい行事。主菓子もいつもと違いお汁粉だった。

 大徳寺大珠院・盛永宗興筆の掛け軸には季節の区切りを表す「関」とだけ書かれていた。

 言葉も所作も分からないことが多く、通常のお茶会では一言も口をきけないが、体験講座では疑問点はどんどん先生に質問して和気藹々と楽しい時間を過ごすことができました。