梅雨の晴れ間の7月2日、金沢地区センターの和室において横浜金沢文化協会主催の初心者向け「煎茶道」 体験講座が開かれました。午前、午後の2回の講座で合計30名が参加、一期一会の出会いを楽しみました。
今回は夏のしつらえの煎茶席で、芭蕉の葉をお盆に見立てた夏の席飾りにしました。
掛け軸は「雨晴山更幽(アメハレテヤマサラニユウナリ)」。石川県金沢の文人細野燕台89歳の書です。お花は姫柿・ヒメオウギズイセン・山アジサイを活けました。お香は松栄堂の「微笑」です。お茶は宇治伊藤久右衛門の玉露で、お菓子は「ほおずき」
金沢市の森八の製です。
第1部では講師のお点前を拝見しながら玉露の水茶を味わい、客としての心得を学びました。
第2部では、家庭でも簡単に淹れられる水茶のお点前を座卓を囲んで体験しました。
講座の開催に際し、松香庵流の先生方のご協力に感謝いたします。