平成28年9月15日、金沢地区センターにおいて、横浜金沢文化協会の主催で初心者を対象とした「表千家茶道教室」が開催されました。当日は午前、午後の2クラスが開かれ、多数の参加をいただきました。教室の実務は、金沢茶道会が担当しました。
初めに表千家発行の冊子「茶の湯を体験しょう」を配布し、宋から日本に伝わった抹茶が千利休によって大成されるまでの歴史を振り返り、次に濃茶と薄茶の頂き方を学び、最後に金沢茶道会会員の個別指導で各自茶筅を振り、ご自服でお茶を頂きました。
この日は中秋の名月でしたので、床には月を愛でる掛軸、花籠には芒、吾亦紅、秋明菊など秋の茶花、和菓子もススキの焼印入りで銘「秋の夜」の饅頭。夜を待たずに茶室でお月見が出来る仕立てで、参加された方々は趣向を楽しんでおられました。短い時間でしたが初心の方にも分かりやすい内容で好評でした。